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【プルマガα】マイナス金利政策はいったい銀行経営を蝕む事になるのか? (寄稿7回目)

Posted on 2016年02月27日


プルマガα7

前回のプルマガですが6回目の投稿でしたがプルマガα5となっておりました。申し訳ありません。

今回もマイナス金利について触れていこうと思います。
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今月の貸出金利の低下を通じて、銀行の収益は被害妄想的に言えば蝕まれて行く事に成ります、もちろん総論では在ります。

利下げで体力を失う事に繋がる様な財務内容が脆弱な銀行は、融資競合推進上の担保不足リスク=純信貸出が取り難くなって来て、融資審査が今より厳しく成って、貸し渋りをし出したりして、あろう事か銀行が右習いに審査厳しく成ったら、折角のマイナス金利施策は市中融資拡大目的の筈が、逆に融資が萎みそうな悪循環に陥りそうな懸念が払拭出来ません。

デフレ脱却に向けて、先行きの手詰まり感を与えるメッセージにも成りかねない、逆向きの想定外事態も在り得るかの印象です。
日銀が導入を決めたマイナス金利について何かしらの懸念を口にする人は私だけでは無い様な気がします。

マイナス金利表明後、国債市場では利回り低下傾向が出ました。
既に10年国債がマイナス金利に成ったとの報道が在り未曽有の事態に突入の様です。

このマイナス金利先駆者はオランダです。EU圏内は今から金利下げを中央が示唆しました、既にオランダは住宅建築ラッシュで個人住宅もマンションも建築景気に沸いてます、マイナス金利で毎月約2千円が住宅ローン借主に支給が在るとの事です。

一般論としては預貸率、尚預貸率とは預金に対し貸出金の割合で、揃って財務優良の沖縄地場3行は農協並みの低い6割預貸率で預金余資運用は日銀預入運用が多く、今般のマイナス金利の洗礼を受けた事に為ります、なお沖縄銀行は今後は融資を伸ばすしかないと談話出してますが、今さら沖縄には融資急拡大の先も事業案件も限界に達してますから、優績銀行でも冒頭のマイナス金利で逆に銀行は蝕まれる蓋然性が出て来ました。

その預貸率が低い財務優績の沖縄地場3行銀行収益は、郵便局の様に日銀預入で運用をしたり、国債や株式などの有価証券運用に依存している事になります。 然し、今後の債券市場での運用が難しくなれば影響が出て来るのは当然です、銀行は不安です。

今の株式市場投資家は過半数が外国人との指摘で、中國の先が観え辛い中國統計局重要経済項目指標値では、余りにも神経質且つ神経過敏に成り得て当然で、煽りを喰らう日本市場への投下資本の棄損防止の為に資本の海外流出が収まらないと思います。

一部金融機関で預金金利の引き下げが始まったと察したら今週は地銀迄雪崩打つ様に横並び引き下げが始まりました。
然し銀行は既存融資迄は利下げは先ず着手しないと思われます。
銀行としては今時点これと言う手段の決め手は欠いていますから、当面の収益確保は融資拡大ではなく、債券市場での資金運用を拡大化する事に成って行くものと思料します。
銀行同士、仲間の動向を見ながら市場動向も見て運用先を判断して行く事に成るでしょう。

詰り、マイナス金利で銀行は一定額以上は日銀に金利を払う事になり、今後は日銀の思惑通り一定額を超えた部分を融資拡大にて運用が図れるものとの目論見は外れる懸念が十二分に在ります。
寧ろ、オランダの様なマイナス金利先駆者の住宅部門融資拡大中の手法を研究し、本当の意味での長い視線で取組みさせるべきでしょう、それが今の銀行の姿勢=短期的に右往左往する事は今のところ考えていない様な雰囲気に在る様に思えます。

 

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