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【プルマガα】第36回不動産投資家調査4月現在、遂に停滞局面に (寄稿82回目)
Posted on 2017年07月14日
いま、出ロ戦略練っているビル用の土地保有者はゆったりしていたら来年は手遅れに成りそうです。
【1】不動産投資家の収益不動産に期待する利回りは、「低下」と「横ばい」したが混在する結果に為りました。
年末辺りより停滞して2018年に低下局面に入るとの業界予想でしたが、意外と停滞局面が早い理由は、アメリカのトランプ大統領の為政操縦が巧い様に進んでいない点に在ります。
未だ不透明なアメリカ経済動静見通しに疑義視線が出ているものと視ます。アメリカの政治情勢にぶれる日本経済の現状が視て取れるようです。
【2】東京はオフィス丸の内・大手町地区、賃貸住宅城南地区、物流施設江東地区、ホテル等が前回比で0,1%低下して、いずれも、調査開始以降で最も低い水準を更新しました。
オリンピック需要算定しても最も低い水準だった事に注目が要ります。
しかし、同じ東京でも、オフィスの日本橋・赤坂・港南・西新宿・渋谷・池袋や、賃貸住宅の城東地区、商業施設の都心型専門店・郊外型SCなどでは前回比は横ばいで期待利回り(表面利回り)が下げ止まりました。
停滞局面の底の様です。
なお、今の東京は期待利回りが過去最も低い水準の領域に入り、以前より、一部に日本の収益不動産投資市場の値段過熱が指摘されつつある中で、遂に不動産投資家の投資選別の姿勢が現れ始めた様です(海外投資家の日本収益不動産投資が急減していました)。
【3】一方で、地方については郊外型SCに期待利回りの下げ止まり傾向が在ります、家賃相場の低下です。
それ以外の用途では、多くの地区で低下が続いています。東京と比べると、高い水準にある商業施設の所在する地方では、投資家の期待利回りの下げ傾向が続いています。
何れ、今の東京のくしゃみが地方で風邪に為ります。
時代は変わる ー 。これまでの不動産の枠にとらわれない目線で不動産を再考し、
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