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【プルマガα】海外旅行の形態がツアーより自由行動型にシフトしていた(寄稿91回目)

Posted on 2017年10月30日


日本人の海外旅行先はアジアへのシフトが進んでいます。
特に若い世代では海外旅行と言えば学生時代より韓国や台湾などの周囲旅行の傾向が在るようです。

今の旅行の形態は個人で手配する旅行が55%を占めています。
ツアーでも、オプション無しの自由行動型ツアーを含めると80%が自由行動型の形態選択に為っています。

おそらくは、ツアーで全体行動よりも自分らしいやり方で買物も自分の趣味の分野にシフトが進んでいるものと察しています。
ツアー同行者と、単に現地集合で解散などの別行動を取ったことがある経験割合は海外旅行も国内旅行と同程度の27%に上っているとの事です。

想像ですが、その国内外の30%未満の旅人なる方は、たぶん旅慣れた方の層だと思います。

そして、直近の海外観光旅行の申込み先は(1)69%がインターネットでした。
(2)ネットの旅行商品申込み割合がやや低くて店舗で申込みが多いのは18~39歳女性と60歳以上の女性でした。
理由は、旅慣れていないのではなく、ネット操作や表示が分りにくい等の不満が在った様です。

また、ネットで申込みしない理由にネットの選択種類が多過ぎて分りづらいとの声が18~29歳で25%、全体で21%も在りました。

海外観光旅行は経済や社会環境に応じて旅行者数が増減します。
互いに円安円高に左右される面が在ります。
その様な環境に左右されない、常に安定した海外観光旅行者は一定数存在します。

一方で、海外旅行者数が大きく増える様なブームの際は、その浮動票ともいえる層(元々が国内旅行者であるが周囲の勧めにより海外旅行にシフトし易い方)の割合がぐんと上昇して来ます。
常に安定した海外観光旅行層とは、実は国内旅行数も多いのです。
その層の2016年国内旅行の平均回数は3,3回で全体の2,0回よりも多いのです。

その、海外旅行安定層に多い価値観とは、海外旅行の新しいスタイル創造する、革新的に高い情報収集のアンテナと、なんでも体験重視する姿勢に在ります。
その旅慣れた海外旅行安定層からの面白い旅の誘いが周囲で活発になると、海外旅行の予備軍で在る国内旅行専門層が海外旅行に動き出して来ます。

依って、海外旅行安定層に依る勧めで海外旅行者数が目に視える実数値として増える可能性も出て来ます。
毎週の、海外で体験するTV番組も国内旅行専門層に動機に成ります。

その海外旅行安定層は、他人が注目しない情報までも捉える感度が高くて、その国ならではの文化が感じられる宿に泊まりたい、知られていない場所や土産物を自分で探して見つけたい、地域の日常生活に触れたい、ホームステイなどで地域の人と触れ合いたいなど海外旅行先の人々との積極的な触れ合いも求めます。

いま、来日のインバウンドが終了して1年経ちましたが、旅行者数は伸長しています。
あのインバウンドの元祖である中国人も爆買よりも日本伝統文化の体験型ツアーが急増している様です。
例えば、都市中心地の1棟賃貸マンションや1戸所有者に民泊開業が流っていますが、あの利用層が海外の海外旅行安定層が柱に為っています。

日本人の海外旅行者数は2012年過去最高の1850万人をピークに減少し続けていましたが、2015年に底を打って、2016年は前年比5,6%増の1711万人と上昇に転じました。

2017年1月から4月までの平均伸率も7%と順調に推移する一方で、旅行会社の商品ブランドの取り扱い人数は、2016年12月~2017年2月まで前年割れが続いています。

海外旅行者数の増加に相反して旅行ブランド商品の取り扱い人数が減少しています。
今の旅行者のニーズが、海外旅行市場と乖離している理由がブランド商品と今のニーズが違うことを示しています。

海外旅行商品の企画には、為替や運賃ルール・世界市場における航空座席や宿泊の供給環境など、これまで多くの要素が影響してきました。
さらにITの普及で流通システムが大きく変わり、新しいビジネスモデルの参入により、旅行分野での競争が激化しています。

一方で、海外旅行市場分析は従来から業界内の事情が中心です。
人々の価値観やライフスタイルが社会の変化と共に多様化する中で、消費者としての旅行者の行動やニーズの動静の捉え方にズレが出ています。

私の場合は単なる南西諸島周遊が大好きで早20年に成りますが、ツアーなど1度も利用した事が在りません。
現地に馴染んでいるので地元の方より道順を質された事が在ります。

又、なにやら怪しい内地人(顔が島人なのに言葉が大和人)との事で、夜のお店で度々運転免許証の提示求められた事が在ります。
大和人の様だがどうも運転免許証が怪しい、内地人の真似している島人だと民謡酒場のママさんより責められた事が在ります。
その後で島唄歌いに舞台に立ったので、爾来島人と質されたら面倒なので黙っています。

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